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関門海峡と門司港の歴史

第2回 旧門司三井倶楽部

第2回 旧門司三井倶楽部

 旧門司三井倶楽部の経緯。

大正10年(1921年)に竣工。旧三井物産門司支店の社交倶楽部として、門司区谷町に建設された。谷町は、東西を小山に挟まれた山間にあり、当時、旧三井物産が宅地として社宅開発した場所であった。

大正11年(1922年)には、ノーベル賞授賞の有名な物理学者である「アインシュタイン」夫妻が来日し、ここに宿泊した。現在、「アインシュタインメモリアルルーム」として宿泊した部屋が2階にて復元されている。

その後、戦後の米国占領軍(GHQ)の占領政策によって旧三井物産は解体され、旧三井物産門司支店や門司三井倶楽部は、昭和24年(1949年)に旧国鉄が買収し、門鉄会館(旧国鉄の社員の宿泊施設)として利用されるようになった。

平成元年(1988年)に鉄道駅としては初めて「門司港駅」が国重要文化財に指定されたのをきっかけに、平成2年(1990年)に国の重要文化財に指定を受ける。その後、平成7年に門司港駅前に移築される。

 

建物は、木造2階建て。外装は、ハーフティンバー様式(木骨様式)である。白い窓枠と茶色の色合いの対比が美しい。内装はアールデコ調でモダンなつくりになっている。

館内には、門司区小森江で生まれた作家の「林芙美子記念室」もあり、愛用された品々が展示されている。また、和洋レストラン「三井倶楽部」もある。


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